V2C 使用法 [検索]

通常

検索対象は「検索対象」コンボボックスで選択します。以降の「次を検索」「前を検索」の対象もここで選択されたものになります。「正規表現」でなく、「大文字・小文字を区別しない」場合には全角・半角、平仮名・片仮名も区別しません。ただし、現在半角仮名の(半)濁点(゙や゚)には対応していません。

検索できる場所

Migemo検索

Migemoとは、通常日本語を入力する時に使う変換プログラムを通さずに日本語の検索を行う技術です。(Migemo自体の詳細については本家Migemoのページを見てください。)V2CではMigemoのJava実装であるJ/Migemoを使用しています。

Migemoには専用の辞書が必要です。本家Migemoにあるmigemo-0.40.tar.gzをダウンロード・解凍し、migemo-0.40の下のmigemo-dictをV2C保存用フォルダの下の"lib"の下の"migemo"の中に置いてください。("lib"フォルダや"migemo"フォルダが存在しない場合は新規作成してください。)MacOSX以外でV2Cのランチャーから起動している場合はランチャーの下でもかまいません。UNIX系では"/usr/share/migemo/migemo-dict"が存在すればそれを使用するので上の手順は必要ありません。

ツールバーの絞り込み入力欄ポップアップメニューで「Migemo」をチェックすると入力欄の文字列をMigemoで変換して検索します。「Migemo」がチェックされている時は「正規表現」・「大文字・小文字を区別」・「AND絞り込み」・「OR絞り込み」の状態は無視されます。Migemo絞り込みの履歴には"[M]"が表示されます。

インクリメンタル検索(通常)

まず、「設定」メニューの「キーバインドの設定…」で「レス表示」の「インクリメンタル検索を開始する([前|次])」と、「レス表示絞り込み」の「[前|次]をインクリメンタル検索」を設定してください。

インクリメンタル検索の流れは以下のようになります:

  1. レス表示欄にキーボードフォーカスがある状態で「インクリメンタル検索を開始する([前|次])」キーを入力すると、レス表示絞り込み入力欄にキーボードフォーカスが移動し、入力欄の背景が薄緑色になります。
  2. そのまま検索したい文字列を入力していくと、自動的に1.で指定した方向に検索が進みます。
  3. 「[前|次]をインクリメンタル検索」キーの入力で、現在の入力文字列を前後に検索します。
  4. レス表示絞り込み入力欄がキーボードフォーカスを失うとインクリメンタル検索は終了します。ここでタブキーを使うと、インクリメンタル検索の終了と同時にレス表示欄にキーボードフォーカスを戻すことができます。

インクリメンタル検索(Migemo)

「キーバインドの設定…」で「レス表示」の「Migemo検索を開始する([前|次])」を設定してください。「レス表示絞り込み」の「[前|次]をインクリメンタル検索」は通常のインクリメンタル検索と共通です。

検索の流れは通常のインクリメンタル検索とほぼ同じですが、最初に辞書を読み込む時にはレス表示絞り込み入力欄の背景が黄色になり、その間操作ができなくなります。検索中の入力欄の背景色は薄青です。

大文字アルファベットの前で入力を分割し、それぞれ独立に検索文字列を生成します。"Q"も境界となりますが"Q"自体は検索文字列には反映されず、続く部分は辞書を参照しません。

注意: MacOSXではMigemo検索を開始する前に入力モードを英字に切り替えてください。