V2C 使用法 [Linux]

注意: V2Cのランチャーはそのディレクトリ内では読み書きが自由にできると仮定しています。(つまり個人のホームディレクトリ内に置いて使うことを主に想定している。)複数のユーザで1つのランチャーを共有することや、本来一般ユーザに書き込みパーミッションを与えるべきではない場所に置くことはお勧めできません。

インストール例

まずパッケージ管理ツールでJREをインストールします。Ubuntuの場合はSynapticで"sun-java6-jre"をインストールしてください。

ここでターミナルから

java -version

を実行して

java version "1.6.0_21"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.6.0_21-b06)
Java HotSpot(TM) Client VM (build 17.0-b16, mixed mode, sharing)

のようなバージョン情報が表示されることを確認してください。(エラーになったり上の例と大幅に違う表示になる場合はPATHの設定またはupdate-alternativesによる設定が必要です。)

次にV2Cをインストールします。トップページからJREなしのtarアーカイブ(V2C_XYYYYMMDD.tar.gz)をダウンロードし、ホームディレクトリの下に展開します。ターミナルからtarコマンドを直接使う場合は

tar -xzf V2C_XYYYYMMDD.tar.gz

でカレントディレクトリに"v2c"という名前のディレクトリができるはずです。(V2C_XYYYYMMDD.tar.gzがカレントディレクトリに無い場合は適当なパスを使用してください。ex. ~/Desktop/V2C_XYYYYMMDD.tar.gz)

デスクトップにV2Cのアイコンを作成する場合はターミナルから

v2c/mkdticon

を実行し"Create Desktop V2C Icon ? [y/n] "に対して"y"を入力してください。これでインストールは終了です。

初期設定

デスクトップのV2Cアイコンをダブルクリックするか、ターミナルから

v2c/v2c

を実行すると、V2Cのログ・設定保存用ディレクトリを設定するダイアログが開くので

  1. デフォルト(ホームディレクトリ/.v2c)
     ~/.v2c/をログ・設定保存用ディレクトリとして使用します。
  2. ランチャーのディレクトリ
     インストール例で作られた"v2c"をログ・設定保存用ディレクトリとして使用します。このディレクトリは自由に移動することができます。(決してV2Cが起動した状態では移動しないでください。)
  3. 絶対パスを指定

から選択してください。この設定は後から「設定」メニューの「ランチャーの設定…」で変更することもできます。

Linux特有の問題

上の2つはSunJRE・SCIM間の問題のようです。(SCIMからUIMに変更するとOK)