実行にはJRE1.4以上が必要です。以下jarファイル(名前をV2C_XYYYYMMDD.jarとします)を直接ダウンロードした場合について説明します。
jarファイルがアプリケーションに関連付けられている場合にはアイコンの(ダブル)クリックで起動します。 コマンドラインからは
java -jar V2C_XYYYYMMDD.jar
のようにしてください。
ファイル名自体は重要でないので、バッチファイル経由で起動する等の場合は名前をV2C.jar等に変更した方がいいかもしれません。
V2Cが設定やログの保存に使用するデフォルトのディレクトリは、
というようにしています。作者がWindowsMeでテストした時には"C:¥WINDOWS¥V2C"になりました。
起動したjarファイルと同じディレクトリに"v2cdir.txt"という名前の空ファイル(大きさ0)が存在すると、そのディレクトリをV2Cの保存用ディレクトリとして使用します。これはV2Cの保存用ディレクトリに置いたjarファイルをダブルクリックして実行するという用途を主に想定しています。
任意のディレクトリ(例:/home/someuser/somedir/v2c/)を設定したい時は、
java -jar V2C_XYYYYMMDD.jar /home/someuser/somedir/v2c/
のようにjavaのコマンドライン引数として指定するか、内容が/home/someuser/somedir/v2c/だけのファイルをテキストエディタで作成してデフォルトのディレクトリと同じ名前で保存してからV2Cを起動して下さい。なお、ディレクトリの指定は必ず絶対パスで行って下さい。(現在ディレクトリの変更にsymbolic linkは使用できません。)
スレッドのURLをjarファイルの後に追加してください。
java -jar V2C_XYYYYMMDD.jar [保存用フォルダへの絶対パス] [URL ...]
既に起動しているV2CにURLを渡すには、「ファイル」メニューの「外部からの要求を受け付ける」をチェックしておく必要があります。
大きな画像を表示させる等でステータスバー右下の黄色や赤色の部分が右端に迫っているような場合には-Xmx
オプションでJVMの使用できるメモリの上限を増やして下さい。例(256MB):
java -Xmx256m -jar V2C_XYYYYMMDD.jar
現在の設定はメニューの「ヘルプ」→「V2Cについて…」のMemory(max)に表示されます。動作中にメモリ不足に陥るような事態は可能な限り避けてください。
V2Cのディレクトリ内に"iconimg"という名前の画像ファイルを置くと、起動ダイアログと「V2Cについて…」のダイアログでその画像がアイコンとして表示されます。画像フォーマットはGIF・JPEG・PNGのみで、BMPやTIFF、Macのicnsファイルは使用できません。アイコンが全く表示されない場合は不適切なフォーマットかファイルが壊れている可能性があります。デフォルトのアイコンが表示される場合はファイル名が間違っているか拡張子がついているのかもしれません。