V2C 使用法 [Windows]

インストール

・JREなしZIPアーカイブ(推奨)

64bit版Windowsではこちらを使ってください。

  1. JRE(Java Runtime Environment)がインストールされていない場合はまずOracleのサイトから最新のJRE(このページを書いている時点では「Java SE Runtime Environment (JRE) 7 Update 45」)をダウンロード・インストールします。
  2. V2CのZIPアーカイブ(V2C_2.11.4.zip)を解凍するとV2Cというフォルダができます。その下のV2C.exe(V2C\V2C.exe)というファイルが起動プログラム(ランチャー)です。通常はV2C.exeを実行するとV2Cが起動するはずですが、起動せずエラーメッセージが出る場合はJREの実行ファイル(javaw.exe)へのパスを設定する必要があります。(下の「起動のカスタマイズ」参照。)

・32bit版JRE同梱インストーラ

インストーラ(V2C_2.11.4_Setup.exe)の指示に従ってインストールしてください。V2Cのログ等を保存するフォルダの初期値はユーザのホームフォルダの"V2C"になっています。注意:JRE同梱インストーラは32bit版Vista・7でも使用可能ですが、UACが有効の場合「ランチャーの設定」と「V2Cの更新チェック」の時だけは管理者としてV2Cを起動する必要があります。

起動

V2C.exeの引数にスレッドのURLを指定することができます。(「ヘルプ」メニューの「V2Cについて…」のバージョンの後に表示される(L-0.N)のNが4より小さい場合は最新版のV2C.exeを解凍してできたV2C.exeを現在のV2C.exeに置き換えてください。)

V2C.exe [/T] [/D] [/S] [/C] [-c] [-w] [URL ...]

使用例:

V2C.exe http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/software/1190228481/

既に起動しているV2CにURLを渡すには、「ファイル」メニューの「外部からの要求を受け付ける」をチェックしておく必要があります。ただし実行中のV2Cを前面に表示することはできますが一度そのウィンドウをクリックしないとキーボード入力を受け取ることができません…。

起動のカスタマイズ

V2C起動時のカスタマイズはV2C\launcher\v2cparms.txt(デフォルトでは存在しない)に

キーワード=値

の形式の行を書くことで行います。(現在有効なキーワードは javahome と auxargs の2つ。)

V2C.exeは起動するとまず以下の順でJRE(Java実行環境)を探索します。

  1. JRE同梱インストーラ版ではそのJRE
  2. v2cparms.txtで設定されたjavahomeの値
  3. 環境変数JAVA_HOMEの値
  4. レジストリのJRE(またはJDK)のインストール情報

これらのJRE内にV2C.exeに適合したjvm.dllが存在すればそのjvm.dllをロードしてV2Cを実行します。

適合するjvm.dllを発見できなかった場合はjavaw.exe(JREの実行ファイル)を以下の順で探索します。

  1. JRE同梱インストーラ版ではそのJRE内
  2. v2cparms.txtでjavahomeが設定されていればjavahome\bin\javaw.exe
  3. 環境変数JAVA_HOMEが設定されていれば%JAVA_HOME%\bin\javaw.exe
  4. パス

javaw.exeが発見できた場合は警告ダイアログを表示し、「OK」がクリックされるとjavaw.exeでV2Cを実行します。

V2C.exeの引数に"/T"が指定された場合はjava.exeを上のjavaw.exeと同じ場所で探索し、最初に発見されたjava.exeでV2Cを実行します。

auxargsの値はjavaw.exeの引数として渡されるので必要に応じて設定してください。

v2cparms.txtの例:

#で始まる行はコメント
javahome=C:\Program Files\Java\jre1.5.0_06
auxargs=-Dawt.useSystemAAFontSettings=on

Windows特有の問題

・メニューをクリックしても何も起こらないことがある

WindowsのVisualStyleによってこの症状が起こることがあるようです。

・DirectDrawやDirect3DとJREとの組み合わせで正常に表示されないことがある。

V2Cの表示が正常に行われない場合、「設定」メニュー→「特殊設定」→「問題回避」で「DirectDraw及びDirect3Dを使用しない(再起動後に有効)」をチェックしてV2Cを再起動してみてください。症状が改善することがあります。注意:V2Cの起動時にシステムプロパティ"sun.java2d.noddraw"が設定されていると上記設定は無効になります。

・JRE6u10以降で画像を多用したレス表示スタイルの表示が極端に遅くなる。

「設定」メニューの「レス表示スタイル…」で「Windows用特殊設定」タブ(Windows上のJRE6u10以降でのみ表示)の「Direct3Dを使用しない(再起動後に有効)」をチェックしてください。前項の「DirectDraw及びDirect3Dを使用しない」がチェックされている時はこの設定にかかわらずDirect3Dは使用されません。

・Google日本語入力で変換侯補ウィンドウが画面の右下に表示される。

GoogleかJREの対応待ちです。

その他

現在OpenTypeフォントを使用することはできません。(JREの対応待ち。)

GDI++をV2Cに適用することはできません。

V2C.exe [0.7.0]

注意:V2Cのv1.1.1より前のバージョンでは使用できません。

0.6.2からの機能強化・改善点は:

以下のファイルをダウンロード・解凍したV2C.exeを元の(現在使用している)V2C.exeと置き換えるか、ファイル名を変更して元のV2C.exeと同じフォルダに置いてください。

V2C.exeは起動するとまず以下の順でJRE(Java実行環境)を探索します。

  1. JRE同梱インストーラ版ではそのJRE
  2. v2cparms.txtで設定されたjavahomeの値
  3. 環境変数JAVA_HOMEの値
  4. レジストリのJRE(またはJDK)のインストール情報

これらのJRE内にV2C.exeに適合したjvm.dllが存在すればそのjvm.dllをロードしてV2Cを実行します。

適合するjvm.dllを発見できなかった場合はjavaw.exe(JREの実行ファイル)を以下の順で探索します。

  1. JRE同梱インストーラ版ではそのJRE内
  2. v2cparms.txtでjavahomeが設定されていればjavahome\bin\javaw.exe
  3. 環境変数JAVA_HOMEが設定されていれば%JAVA_HOME%\bin\javaw.exe
  4. パス

javaw.exeが発見できた場合は警告ダイアログを表示し、「OK」がクリックされるとjavaw.exeでV2Cを実行します。

V2C.exeの引数に"/T"が指定された場合はjava.exeを上のjavaw.exeと同じ場所で探索し、最初に発見されたjava.exeでV2Cを実行します。

V2C.exe [0.6.2]

バージョン0.5までとの違いは:

V2C.exeと同じプロセスでV2Cを実行することにより

その他の機能強化・改善点は: